10月2日(6日目)町歩き
朝。ホテルからフリーWIFI使ってワルンプアンのガラムさんマサラさんとFaceTimeで話す。無料なんだもの、これが。すごいなあ。
朝ごはんを食べたのに、屋台でバインミーを買ってくる。
バケットにレバーペースト、チキン、大根とニンジンのナマス、香草。バケットも美味しいし、この取り合わせは絶妙!
夜に人が溢れていた公園。昼はのどかだった。
土産物屋も充実して観光地化している大きな郵便局。
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本日お昼はベトナム料理のコースランチ。日本人の割と若いオーナーが、ベトナムのストリートチルドレン救済のため、彼らを雇用してお店をやっているそうだ。オーナーの人も一緒に働いてるようです。とてもおだやかで真面目そうなひとでした。
料理も丁寧に作ってあるようで。いいお店でした。
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食事付きサイゴン川クルーズはツアーだと3000円ぐらいか?私達は地元の人が利用のする渡し船でサイゴン川横断、川の向こうは全く別ののどかなところだった。船代は往復8円。
渡し舟はバイクでいっぱい。
川のこちら側は高層ビルやホテルが立ち並ぶ繁華街。
そして川を渡ると、瓦礫だらけの更地が点在し、雑な作りの家が並ぶ町。
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夕方、現地の人で賑わってる美味しいデザートを出すお店でチェーを食べた。
その店ではおこわも美味しいと評判の店。この日が最後なので、せめて豪勢な夕食にしようという予定だったのに、ついつられて買ってしまう。
おこわの上に焼いた鶏肉がのっている。それをホテルの室内で食べた。すごくおいしかった。
どこの国に行っても、すごく流行ってる店って 安くて美味いこと。あたりまえだけどこれに尽きるね。ベトナムでは米の旨さを知りました。インディカ米ですけどモチモチしてて美味しい!
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確かにテイクアウトしたご飯は美味しかったのだが、ホテルの部屋でビールと共に頂いてこの旅が終了と言うのやはり寂しくて。近くのマーケットに行っても、特に買いたいものもない。お金も余ってるし。それで夕方に見つけた、とてもステキな路地に行く。
おこわを買った帰り道に歩いた、ホテルから近くの路地。夕方5時ちょっと。路地に面した家では、路上でご飯を炊いていた。何かが焼けるいい匂いがしてた。
それはこの旅で一番素敵な道だった!3階建てのおんぼろでいろんな色をしたビルに挟まれた狭い道。様々な店が並び人が集ってる。魚貝類などの旨そうな屋台。ビール飲む人。果物食べてるお婆ちゃん。なんでこれがよく知った道に思えるのか。低い電線のせいか。この先に私の家がないことが不思議でならない。
路上でご飯を作っている家は開けっ放しで中が丸見えだった。狭い部屋の床に積み重ねられた皿。寝転がってテレビを観ているお年寄り。その家の光景から目が離せない。こんな家に住んだ覚えもないのに、なにかが懐かしいような気持ちで惹きつけられるのだ。
ビアホイというビールを出す店がその路地には何軒も軒を連ねていた。歩道に様々な貝が皿に入って置かれている。割と賑わっている1軒に入った。ビールを頼み、貝を指差して選んだ。それを調理してもらい、歩道に置かれた椅子に座って食べる。
本当に美味しかった。こんなバイクの排気ガスにまみれながら食べていることが。なんだかわからないけど心引き寄せられるこの路地で。ベトナム最後の夜ごはんがこれで、本当に良かった。
せっかくの円高だから普段買えない海外ブランド品などを買おうかとか思ってたのに、化粧品なども買って帰ろうと思ってたのに、結局、殆ど大したものは買ってなかった。けれどもここでビール飲んで貝食べながら、もう心残りはないなあと思った。
10月3日(月)ホテルでちゃんと朝食を食べ、そんなに急ぐことのない朝を過ごし、そして空港に向かった。台北を経由して、その日の夜10時頃、名古屋に帰り着いた。
最寄り駅に着いて、キャリーバッグごろごろして真っ暗な夜道を歩く。前日の夜はホーチミンでバイクと車だらけだったけど、うちの町は至って静か。信号が青になるとそれを信じて歩けるということに、改めて気付いてびっくりする。日本にいるとそれを疑うことなど殆どないけど、ホーチミンでは例え青でも左右を必死で確認する。逆走するバイクも多く、信号無視も多いし。信号や右側通行というルールを信じて歩けない。ホーチミン市では年間かなりの人が交通事故で命を落とすらしい。