おでかけの日は晴れ

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ヒカシュー

昨日はやっとライブ日程と私の休日が合致して、実に久しぶりにヒカシューのライブに行ってきました。
私の中で感じる「変わんないこと」と「変わったこと」が同時に目の前にあって、それを堪能しました。
ヒカシューの演奏は即興性に満ちていて、全員の個性が強烈であるところは「テクノバンド」として登場したいっちばん最初の頃はそんな風には感じなかったけど、割と早いうちから「おかしいぞ、このバンドは。ライブごとに元の楽曲をどんどん越えて変化し続けるバンドじゃないか」と驚いたのがもう20数年前。
あの頃と巻上さんと三田さんの顔はそんなに変わってなくも見える。
坂出さんは見た目は変わったなあと思いつつ、むっちゃくちゃ笑顔でベース弾いてる、あの顔から受ける印象は変わんないなあ。
あの頃いた井上誠さんや谷口さんや山下さんは清水一登さんになり佐藤正治さんになり、野本さんもお亡くなりになって、それは変わったところ。
巻上さんがジャンプするといつも頭が天井すれすれな感じになったあのELLではなく、今は得三で聞かせてもらってるし、巻上さんはもうあんな風にジャンプをしない。ジャンプをしても得三の天井は頭をぶつけそうになるほど低くはない。
20数年前と同じように、客席の隅の一番前にジル豆田さんがいらっしゃる。あの頃は王者舘の人たちも来てたっけなあ。昔も私は一番前ではなく、真ん中よりは少し前の席に座っている。
昔、ヒカシューのライブにはよく一緒に行ってた小学生の頃からの友達は、ここにいないなあ。代わりに40代から知り合った私の友達が横にいて、私がはじめてヒカシューに行ったのが「パパイヤパラノイアヒカシュー」と対バンになってたライブですが、その友達もそこにいたそうです。
ライブで、何が始まるのか、わくわくするのは変わんない。
思わずニヤニヤしながらとっても楽しんだことも変わんない。
ヒカシューのライブに行くと、いつも20代の頃の私と今現在の私が交差するんです。