つまりは限りある人生なのだ。「TharnType」
先日、ツイッターの1年ほど前の記事が回ってきたのを読みました。
元記事は、香港のMewGulf fanclubさんの2019年11月7日のツイートです。
原作者MAMEさんのセミナーで、TharnとTypeの最期のことが語られたそうです。
Tharnは60歳ごろ亡くなり、Typeはその後20年以上、一人で生きるという設定だそうです。しかしTypeは毎日Tharnに語り掛け、Tharnの魂も常にTypeと共にある、と。そしてTypeがいよいよ人生の終わりを迎えようとしたとき、Tharnはなんとか彼を助けようとした。しかしTypeは答える。「その必要はない。俺はお前に会いに行く」と。
めっっちゃ泣く!
これを読んだ後、もう何度目かになるTharnTypeTheSeariesの最終回を観ました。
ロンと決着をつけたあと、Tharnは怪我をしたTypeを介抱しながら話しています。Typeに別れを告げられてどんなにつらかったかを。 そしてTharnは言います。
Tharn「俺のそばにいろ。一生離さない」
Type「ああ。離さない。一生一緒にいてやる」
確かに、TharnにとってはTypeとその後、一生一緒にいるんだ・・・。でもTypeはその後、一人残されてしまうんか・・・。号泣・・・・!!!
そして2020年11月6日から始まったTharnType2 -7years of Love-
付き合って7年。「7年記念のプレゼントは何がいい?」と聞くTypeに、
「俺は・・・70年先も愛し合っていたい。一緒に年を取ろう」と言うTharn。「ああ」と答えるType。
当たり前のことだけれど、私たちは誰しも未来のことなどわからない。そして誰でもそうなのだけど、つまり私たちは限りある人生の中にいて、そこは終わりから数えてどこかの地点なのだ。
でも、物語の中のふたりの最期の時は決まっていて、TharnとTypeだけがそれを知らない。そう思いながらこの彼らのセリフを聞くだけで、もうほんとうに一瞬一瞬が切なく、煌めいて感じられます。
そしてほんとうは、物語の彼らだけでなく、私たちすべてもそうなんですよね。
もう私もまあまあ長い距離を歩いてきてしまいました。この物語の現時点のTharnとTypeからしたら、それはまあまあどころか、かなり長い距離だと感じるでしょう。何しろ、Tharnの最期の年から私はそんなに遠くないところにいるんですから。毎日笑ったり泣いたり楽しく過ごしながら、一体私はあとどれぐらいこんなふうに大好きなものを愛して、先にあるいろんなものを楽しみにしつつ生きていけるのかなあと思う。
つまりは限りある人生なのだ。
それにしてもなー、やっぱMewとGulfのラブシーンはちょっと他にないよね。見つめあうだけでも沸点が違うっていうかリアリティが濃いっていうか。
あと、TharnType2EP1でのTypeのシャワーシーン。あんだけ身長高いGalfだけど意外と肩とか体が細くて薄いのな。
毎週、楽しみです。
タイBLドラマ「TharnType2」ティザーPart.3(日本語字幕版)