Manner Of Death 洗い出し
Manner Of Death。ミステリーです。
だいたいミステリーは第1話に大事なことが描かれるし、そして真実と真実をミスリードしていくものが各話に散りばめられている。
さあ、何が真実か。それぞれ過去話のエピソードから気になる点を洗い出していきます。( )内は私の現時点での疑問点。(2021.1.11)
◇◇第1話◇◇
●導入部
凄惨な事件を背景にしながらの赴任してきたばかりの法医学者バンのモノローグ。
このごく普通の町で
僕は恋に落ちた
ここを離れてからも忘れたことはなかった
「山に囲まれた霧の町」この場所を
(このモノローグはどの時点のものか。事件途中か、それとも事件後?事件後ならば「ここを離れてからも」は事件後にこの町を去ったことになる。それとも、若いころにバンコクに出ていた時のことを指しているのか)
●ジェーンは15年ぶりに再会したバンに、借りっぱなしの「人魚姫」の本を返す。その時に、「映画とは違って悲しい終わり方だった。(人魚姫は)愛のために死んだの」という。(愛のために死ぬのはジェーンのことだったのか。それとももしかしたらテーンの未来を匂わせてる?)(ヤメテーーッ!)
◇◇第2話◇◇
●ジェーンの教え子、ソラウィット。ナームのことでタットにやられたと言うが、タットのバックには「ポーさん」がいて、その手下の「ダム兄貴」が恐ろしいと言う。ダム兄貴は怪物のようで黒い服を着ていて誰も顔を見たことがないという。(ただこのダム兄貴の説明は、その後のバンを襲う相手が誰かという展開のミスリードっぽい気も)
●ジェーンの机には、ソラウィット、ナッティ(?)、ナームと共に映ってる写真。
◇◇第3話◇◇
●導入部。
プードはジェーン死の20分前にジェーンの家の鍵を開け、侵入している。2階に上がる。階段、上から垂れている植物の蔓
●バンが夜中に点滴に仕込まれたのは麻酔導入薬。他の薬だったら殺されていたかも。(病院関係者に敵が?)
●バンを送っていったテーンは、バーンの家から出た途端、赤いバイクが来てすぐその後ろに乗って帰る。(この赤いバイクの男とテーンは関係があるのかないのか)
●プードと最後に話していたのはテーン。その後プードは行方不明。
●バン、黒い衣裳の若い男に襲われる。その時、バンは男の右肩に割れた花瓶の破片を刺す。
●3話エンディング。テーンの学校に夜、やってきた黒装束の少年。(まだケガはしていない)
◇◇第4話◇◇
●導入部。
ジェーン殺された日の夜、争うプードとテーンを写真に撮るパットを止めるふりをしてジェーンはパットのポケットにSDカードを入れる。
●テーンの父親は愛人がたくさんいて、その父親、兄弟含め、誰もテーンを気に留めていない。母親は既に死亡。部屋には在りし日のテーンと母親の写真。
●バンはテーンの家の中の棚の引き出しにあったピストルを発見。
●タットの右肩に治療されずに倦んだ傷。
●プードの兄に呼び出されるテーン。プードを探せと命令される。
(プードの父親がテーンの父親で、彼らは異母兄弟なのか?)
●4話最後、隠れてるらしきプードに会いに来たテーン。
◇◇第5話◇◇
●バンは翌日に引き出しのピストルを探すがそこにはもう無い。テーンが携行して出かけたからだ。
●パットを撃った男は腰にチェーン。
◇◇第6話◇◇
●「あの通り」にある中絶専門クリニックの診察室へ訪れたジェーン。(ジェーンのあとに訪れた少女は、最初に死んだ、ナッティではないか?)
●ナームを連れて行ったのは、人身売買に反対している議員、ソンチャイ。
●中絶医は看護師のファーだった。(もしかしたらジェーンの鬱病と血流感染症の診断を下した女医のファームも関係していないか?)
第5話のバンとテーン。テーンを演じるMaxはほんと、微妙ないい表情するよ。
◇◇第7話◇◇
●ジェーンが残しパットに渡したSDカードから、プード、ソンチャイ議員、更には警察署長トーンが麻薬を使用したランコウパーティに関わっていることを知る。(ところで、もうこれだけで十分な証拠じゃないの?!)
●ずっと名前だけで登場していなかったダム兄貴は、もしやテーン?と思ってら、7話終わりにバンが気付き、テーンに問い詰めるところで7話エンド。
●多分、テーンはダム兄貴であり、そしてプードと兄弟というのでいいんじゃないかな? それにしてもプード兄がどういう人間なのかかまだ謎のまま。
●さらに、ジェーンの姉、ルンさんというのがソンチャイ議員、トーン署長らと繋がっているのでは・・・?