おでかけの日は晴れ

お休みの日は映画を観におでかけ。時折、旅行。

TharnType 第5話・第6話感想

(ネタバレありです)

第5話

第5話観て感じたのは、Tharnの重すぎる愛情と、一つの部屋で暮らすことのしんどみ・・・。最初はTharn目線で見てたのですが、何度か見るうちにType目線で考えると、この時点でのTharnの愛情は重すぎるのでは・・・と思えてきた。

 

「借りを作りたくないから1回だけ」とか言いながら次にはTharnのことを「セフレだ」と言い、早速2回目のセックス。そしてふたりで新しいシーツを買いに。

ああ、確かに高すぎ、そのシーツは。シングルのシーツで4500バーツ!日本円で約15000円?! ありえんわー。

そしてここではさらっとだけで後々重要な会話をしてる。Tharnのバンドの解散の理由。ケンカ別れをした、というTharnに

Type「もしかしてメンバーの弟と寝たとか?」

って、なんてピンポイント!普通、『音楽性の相違』でしょ!

Tharnは「メンバーの弟と付き合ってたけど、別れてすぐ、弟を傷つけたと責められた。フラれたのは俺なのに」と答える。それまでシ-ンとして別々で出てきていたけれど、ここで繋がるTum・Tar兄弟。

Tharnの誘いでTypeはTharnがバイトしているバーへ。Tharnはオープンリーゲイ。しかしTypeはまだTharnとの関係を外には出したくない。なぜなら彼はまだ自分とTharnとの関係が何なのか、まだわかっていないせいもあると思う。バーのオーナー女性には自分とTharnはただの友達だと言う。しかしそのバーでTharnはTypeにキスをする。一回はそれを受けるType。優しいキス。しかし2回目は拒否する。それに傷つくTharn。や、これはさ、Tharn強引じゃないの?


กูคิดกับมึงแค่เพื่อนจริงๆหรอ | Highlight | TharnTypeTheSeries | 4 พ.ย. 62 | one31

さてTypeはTharnとの関係をセフレということにしているけれど、本当のところはどうなのか。Tharnは「セックスする以外は友達になれないか?」「でも友達以上に思っている」と言う。Typeにとっては「セックスをするのは友達ではない」、そして自分は決してゲイではないと思っている、しかしTharnとのセックスは「イイ!」、ということでTharnはセフレである、と言う。多分、その言葉に一番納得していないのが自分自身である。

その後、Tharnの機嫌を取ろうとしたり、または自分からセックスに誘ったりと、5話はちょっと幸せな回ですね。怒ったような顔をしながら見えないところで内側からこみ上げる幸福感に微笑むツンデレTypeも、この5話からですね。

 

第6話

そして!衝撃の6話!

プイファーイという女の子がTypeに恋をする。その彼女とLINEに明け暮れ、デートを重ねるType。Tharnとの約束も破り、さらにセフレとしての掟十か条的な勝手なルールを作るType。もうここらへん本当に胸が痛いシーン。

ところが。デートから帰ったTypeは、そっと寝ているTharnの背後に寄り添い、腰に手を・・・。美しいシーンです。その後、Tharnに訴えるTypeの目の真剣さが愛おしい。そしてその翌日の、横たわったままのTypeから、座ってるTharnへのキスも。

この第6話は、Type自身がTharnを愛しているということを自覚する、すごく大切な回でした。


ยกโทษให้กูนะ...กูเป็นของมึงตั้งนานแล้ว | Highlight | TharnTypeTheSeries | 11 พ.ย. 62 | one31

 


หลับฝันดีนะ | Highlight | TharnTypeTheSeries | 11 พ.ย. 62 | one31

 

ちなみに、泣いてるプイファーイのシーンは、本国タイではなぜかカットされてたシーンでした。

「TharnType」第3話・第4話感想!

いいですね、2話ずつ更新って。割と1話分だけでも物語的に満足できる作りになってて、「えー、ここで終わりー!?」とか「こんだけなのー?」みたいな感じはないのだけれど、やっぱり2話まとめて観られるのって満足感大きいわ。

そんなわけで「TharnType」第3話と第4話。

ちなみに予告編・あらすじ・人物相関図はRakutenTvのサイトをご覧ください。

tv.rakuten.co.jpというわけで今回も、観ている順番に感想を上げていきます。

第3話

●2話終わりで、友人ChampからTharnがヤな奴なのかと聞かれて「いい奴だよ。嫌うのが申し訳ないぐらい・・・優しいんだ」と言うType。ゲイが嫌いだ。彼の中にあるその気持ちは揺らぎない。でもそれと相反する。Tharnという存在にどうしたらいいんだ、と戸惑っている。「ノーに聞いた」とTharnに食べ物の入った袋をつっけんどんに渡すときの一瞬の表情に、疑いと恐れを隠せないこどもの顔が混じってて、ほんとこういう顔を見せるGulfにドキッとするわあ。

●そんなTypeが自らを猛犬というところ、ここ笑ってもいいところですよね(笑)

●寝てるTypeの頭を撫でるTharnの顔スキ・・・・。

●寮の壁が薄いと言えば「Love by Chance」。この2作は原作者は一緒だけど監督は違う。けれど、寮の雰囲気、似てるよね。

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こっちは「TharnType」

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こっちは「Love by Chance」扉は一緒だった。

●Technoの芝居、ほんと好き。BLドラマでサブCP以外の脇役ってそんなにパッとしないけど、Techno役のMildくんの起用はほんとうに素晴らしいな。

●ゲイが嫌い、というか多分、男性に触れられることを恐怖してそうなルームメイトの寝顔にキスするのは、これは西洋的挨拶チューだからOKなのかどうなのか、少々モヤるところではある。

●Lhong「俺はひとりぼっちだ」

そうだったんだ、Lhong・・・

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●Tharnの水を飲む、その姿に何やら感じるところがあるType。そうなんだよ、結局Typeは既にTharnに対してかすかに欲情してるんだよなあ。Tharnはそこにもう気付いてる。そう思いたい。男のヨユー!!つか大学1年生だろ? そんなんアリかっ?!

●シャワーのシーン。ここはType、最初はすごく怖かったんじゃないかって思うんだよ。Tharnのキスはトラウマを持つTypeにとって恐怖以外の何物でもなかったハズ。けれど、その恐怖を和らげていくのは、決して乱暴ではない、優しい愛撫による快感。やわらいで快感の中に入っていく表情のTypeにどこか安堵する。

●バスタオルをTharnに投げつけて出ていったType。つーことは、君、今、まっぱ?

●Turの闇。そしてこの「TharnType」作品中では回収されない、Techno弟のTechniqueと、Technoに片思いするkengkla。でもkengkla見れるだけで嬉し。

●このサッカー部、先輩はいないのか?そしてTechnoとTypeは好きな時に来たり帰ったりしてるのか・・・。そのサッカー部、どうなん?

●実を言えば英語版で見てた時、このトランスジェンダー女子とゲイ男子(またはトランスジェンダー)のことがよくわからなかった。というか、トランスジェンダー女子の貫禄がありすぎて、先輩って言うよりこの男子のお姉さんかなと勘違いしてた。セリフも割とテンポがいいのでふたりの関係性とか何がしたいのかが少しわからないまま観ていたなー。

●そしてその後の展開がすごく興味深い。Web「ハンサムガイ」管理者のふたりは確かに行き過ぎたし、そして誹謗する内容を上げておいて「でも彼は悪くありません。写真はアップしますが彼を責めないでください。悪いのは私たちです」というなかなかに卑劣な文章。そしてTypeも他人に隠しようのない嫌悪感を直接ぶつける幼さ。さらには彼らの対立は多くの人を巻き込み、分断を露わにしていく・・・。エピソードとして、こういうどうしようもない状況への持っていき方がすごくいい。

 

第4話

●ほんっとこの冒頭のTechnoの芝居、すごく好き。Tharn演じるMewと並ぶと、このふたりが同じ大学1年とは・・・とかどうしても思うんだけど(タイBLではよくあることだけど)、しかし脇のポジションとして抜きんでてるよね。怒るTechnoも大好き。

●「異性愛者しかいない世界にしてくれ」、この言葉をTharnは許してしまうのだけど、まあここはTypeの気持ちを追っていかないといけないシーンではあるが、ちょっとどうなのそれは・・・と思うのだよな・・・

●そしてTypeの告白・・・。この作品、私が初めて英語字幕で全部観た作品なんだけど、なんにしろ未熟な英語学習者。しかもスラングが多い。

You made me cum,right?

この一文が正直よくわかってなかったよ。一文、というか、そこから続く2行ほどが今一つ理解できなかった。ほんっと、邦訳ありがとう!ってのがこの箇所でした。ここは

「お前が風呂場でしたこと・・・」

と訳されてて、そしてその後に続く告白で、ああ!つまりシャワールームでは・・・!あのシーンは本当に恐怖と嫌悪と快感でグチャグチャなシーンではないの!これは、このTypeが11歳の時に経験したことがどれほどの恐怖であり嫌悪感や絶望を伴うものであったか、本当に想像できる・・・。そして性の被害を乗り越える方法も、性によってのみなのかもしれない・・・とTharnによって変化していくTypeを見てそう思う。

●Tharnがトランスジェンダー女性たちと話し合うシーン。このMtFの人の芝居、なんか好きだわ。特にTharnがごめんなさいを言ったところのリアクションとか。

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●ほんといいよなー。Techno。

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●そしてTypeに聞かれるまま、どうしたいのかをもんのすごい直球をバッシバッシ投げるTharn!どひーー!!

●その後。これまで英語版観てたら、その後のいきなりの展開にびっくりしたのですが、今回の配信版を見てさらに驚き。ここ、こんなシーンあったんだ。

Typeがカフェの前で勉強してるが集中できなく、「決めたぞ!」と言って行く約1分ほどのシーン。これ、英語版にないシーンでした。ここでワンクッションはいることでちょっとその後の展開に納得が。

●そしていよいよ・・・!ここもこれまで「Have sex with me」って言って、そのあと「Sleep with me」って英語であったのね。え、え、sleep? 調べましたよ。日本語でも「寝る」がそういう意味のように、英語もsleepでセックスする、という意味もあるのね。ここらへんが日本語字幕でいい感じに訳されてて感動ーー!

●そして相変わらず勝手な提案をするTypeのこどもっぽさよ。実はこのシーンで、Tharnがシャワーを浴びに行った時の、ひとり何事もないような顔で静かに食事をするときのTypeの表情が好き。この後、彼が性や恋を知りどう変わっていくのか、本人は気付きもしない、ある意味イノセントな顔・・・。

●そして・・・。すごく好き、このシーン。Typeは子供時代に性被害を受けたことで、性に関して恐怖や嫌悪感や抑圧を植え付けられていたのではないかと思う。とはいえ、若い男子としての性的快感も知っている。その間で彼は内心、苦しんでいたのではないか。セリフで女の子とのセックスを経験しているらしきことがわかるが、そこに歓びなどが感じられない。それをTharnが教えていくシーン。基本はキスだけなんだけど、Type演じるGulfが、投げやりな無表情さから、Tharnに対するイノセントな好奇心、ほどかれていく心や体、そして快楽へと変わっていく表情を顔だけでなく手や指の動きからも演じてて本当に素晴らしいです。ほんと、このふたりだから作り得たドラマだとつくづく思う。

●それにしたって「1回しかしない」って言ってたはずなのに、いきなりTharnのことを「セフレだ」なんて、もうほんとこの子ったらなんちゅーこと言うのよう~。

●ああ、そしてすっかり、Tharnから無条件に愛される快感を知るType・・・。

 

5話・6話に続く!

「TharnType」 第1話・第2話感想!

楽しみにしていた「TharnType」、RakutenTVでの配信が2020年8月28日から始まりました!!画像がきれい!そしてこれまでは英語字幕で観ていたのですが、日本語字幕で観られる喜び!嬉しいです。新たな気持ちで最後まで楽しみに観ようと思っています。

TharnTypeはどんなドラマなのか。

予告編・あらすじ・人物相関図はRakutenTvのサイトをご覧ください。

tv.rakuten.co.jp

では、以下は個人的な感想、観てる時系列で書いていきます。

(第1話)

●あー、いきなりTechnoの余計な一言からスタート!!

ところでこの作品のTechnoは決してイケメンではないと思うのだけど(観てるうちに可愛くは見えてくるんだけど)、instagram探したら実は結構いい雰囲気も持ってるよ。

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(Mildのinstagramより)

え?ちょっとかわいくない?

●さあそしてOP曲。これ、このドラマだけでこのOP聞いてるとサビだけ切り取ってるのでちっともいい曲だとは思えない。頭から聞いてるほうとしては正直、まるっと一曲分流してほしかったなあ。でも、この曲が頭から使われるシーンに乞うご期待。

●「俺がゲイだとして、お前に何の関係が?」

「馬鹿げた差別意識は捨てろ。俺は見逃しても世の中は甘くない」

Tharnのセリフ、すばらしす。

学生寮なのにやけに豪華でおしゃれな設定もあるけれど、「TharnType」と「Love by Cgance」の寮は似てますねえ。

●「3週間前」のTharn、ほんと、言うてもせんないけど、これが大学1年生??なんなのこのヤバ気なアダルティ~~💛💛体の線もうつくし。

●そして3週間後のTypeのこの、お子ちゃま具合!胸が痛いよ!!

●おっと、Typeの足にはすね毛があるんだ? タイBL観てるとすね毛の存在、忘れがち。微妙なすね毛(笑)

●Typeの同級生、可愛いなあ。そこにTharnが入り、でも同級生だからTharnのこと「お前呼ばわり」だけど、ほんと別格だよTharn。Type演じるGulfも顔立ちがしっかりしてるせいかやはり大学1年に見えないけど(笑)

●「いつからそんな嫌なやつに。他人と暮らすのには配慮が必要だぞ」

はい、いきなり友達からいいセリフ。

●そして酔ったやつは襲わないけど、これはいいのね、Tharn!ただ、TharnはTypeがこんなことを始めなければ、酔って寝てる人にキスすることはしなかった。いくらTypeに惹かれたとしても。と思いたい。それにしてもGulfの魅力はこの手の小ささかしら。酔って眠りの中、快感を、開いた唇よりも小さな手のきれいな指の悶えで伝わってくる。

(第2話)

●2話の8分過ぎにTechnoの弟、Techniqueと、Technoに片思いするkengkla、そしてTarとその兄、Tumが登場。とはいえ、「Love By Chance」を見ていないとTechniqueとKengklaの存在がわかりにくいよね。そして「Love By Chance」を観てなくても、この後登場するTarの存在意義はちゃんとわかるはずだけど、この初登場シーンはきっと忘れてしまいがちかも。実際、私は「TharnType」から観始めたので、このシーンがよくわからなかった。そしてドラマの中で腕が華奢だしすっごくちびっこに見えて、役柄もあってとても痛々しい雰囲気なんですけど身長175cmあるとか・・・?

●タイBLドラマの中にはトランスジェンダーと、それからどこか女の子っぽい男の子がよく登場するけど、Lhongはそのどれでもない感じの不思議な立ち位置。ゲイっぽくもあるけどそうでもないようにも見える。

●そしてまだこんなことしてるお子ちゃまType。

●そしてお子ちゃまかと思ったら、こんなこともしてる「若き男子Typeのおひとり様シーン」をTharnとの初めての共同作業で表現してみました的な(笑)

しかしですね、ここ最近の、Mewにすっごく甘やかされて守られてて深窓の令嬢かはたまたアホの子か、みたいな無邪気な顔でデレてるGulfに見慣れたあとで、このシーンを見ると、「あーー・・・、あの、Galfがーーーー・・・・・」となにかすごく不思議な気持ちになるのでした。

●その後、TypeがTharnを「父親の愛情不足で男の愛に飢えているのか」と侮辱し、Tharnを怒らせるシーン。ここで急に怯えるTypeの弱々しい視線、そして必死なのに力の抜けた手の表情が秀逸。ただの差別的なゲイ嫌いではない、そこにある恐怖感を感じさせる手の表情。そして恐怖だけでない、その奥底に眠ってる快感まで表してて、ほんと、これを演じたGulfすごいわ。

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●それから、私が観てた英語字幕版には、TharnがTypeのズボンに手を入れるところってカットされてたので、RakutenTV版観てびっくりしちゃった!

●悪夢の中でTharnに助けを求めるTypeにきゅん・・・。

●悪夢から目が覚めてまたTharnに悪態着くTypeの顔がめちゃきれいなんですけど・・・。

●シリーズ通して観ていると、このドラマの中で本当にTechnoの存在大事って毎回思うんだけど、2話の中でもTechnoいい芝居するなあとハッとするわけよ。

●「いい奴だよ。嫌うのが申し訳ないぐらい・・・優しいんだ」

おお、Typeよ・・・・!

 

3話・4話に続く!!

Theory of Love

もしも誰かにタイBLドラマをお勧めするとしたら、まず真っ先にこのドラマを選びます。「Theory of Love」。

理由は、脚本が良い、演出が良い、俳優が良い。トータルバランスの取れた良作だからです。

そして何より大好きな、愛おしい作品です。

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「Theory of Love」

監督   ナッタポン・モンコルサワット

出演

サード  Atthaphan Phunsawat(Gun)

カイ   Jumpol Adulkittiporn (Off)

トゥ   Nawat Phumphotingam(White)

ボーン  Chinrat Siripongchawalit (Mike)

アン   Pirapat Watthanasetsiri (Earth)

製作   GMMTV

放映   GMM25 LINE TV

放映期間 2019年6月~8月 全12話

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あらすじ

大学の映画専攻科3年のサード、カイ、トゥ、ボーン。彼ら4人は最高の友達であり映画を作るチーム。しかし、サードはカイに恋をしていた。それを言えば友達ではいられなくなる。だからその恋は3年間、ずっと秘めたままだった。カイはとても女性にモテる。しかし彼の恋愛は短期間しか続かない。大学内の学部すべての女性と恋愛経験を持つカイ。カイは恋人に飽きれば「女より友達のほうが大事だ」と言い放つが、しかしサードはいつもカイに都合よく使われ、振り回されている。それでも「少なくとも、何もないよりは友達でいるほうが楽だ」とそう思っていたサードだが、あまりにも自分勝手に振る舞うカイに傷つけられてひとり泣くサードの気持ちに、トゥは気が付いてしまう・・・

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おすすめポイント

●OffとGun

上に書いたあらすじは1話のもの。1話で彼ら4人の大学での日々の楽しさと自分勝手なカイに片思いをするサードの切なさがぎゅぎゅっと詰まっています。この1話のラストシーンですでに私は号泣でした。サードは小柄で細身で4人の中では可愛い男の子です。ところがサード演じるGunは、恋するサードを可愛いというよりは暗い目をもって演じます。そう、恋はうれしくってハッピー!だけではいられない。本当の恋を知らないカイは、女の子を振り向かせて手に入れる。その女の子を大事に扱って笑顔を引き出す。女の子に甘えられる。そこでその関係は終わり。そこから先の面倒な展開は要らないからリセットして次の女の子へ。でも恋とは、相手はどう思ってるんだろう、こんなことをしたらどう思うんだろう、何故怒るんだろう、何故振り向いてくれないんだろう、そんな私は一体何者なんだろうと、延々と生まれ続ける問いに、出ない答えを探すようなもの。だから報われない恋を続けるサードの目はどこまでも暗くなってくるし、その瞳は涙で濡れてばかりになる。そのサードを全身で演じたGunを是非見てほしい。

そして正直言えば1話を見た限りでは、どうしてカイがモテるの?ほかにイケメンいくらでもいるじゃん?と思う。それでも観ているうちに、カイがどんなやつでも、少なくともサードにとってはカイが唯一の相手なんだと思えてくる。とにかく、カイの変化に期待しててください。

●映画

サードは映画を紹介する動画を配信しています。1話冒頭でサードが紹介している作品がこれです。

「I Love You」「Flipped」「My Best Friend's Wedding 「LOVE,Rosie」「 エターナル・サンシャイン」。実はこの4本の映画がこの「Theory of Love」のストーリーと密接に関わっているのでお楽しみに。

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また映画のDVDがいっぱい並べられたサードの部屋も素敵です。さらにボーンがバイトしているカフェは、なんと私設のミニシアターを併設しています。さらに壁際の棚には貸し出し用のDVD。どうやら自分の持ってるDVDを1本寄贈することで会員になることができ、その後はそこにあるDVDをレンタルすることが出来るシステムのようです。私もこんなカフェがやりたいなあ。

●インテリア

タイBLドラマの登場人物たちの部屋はどれもオシャレで可愛いのですが、「Theory of Love」の彼らの部屋は、サードもカイも豪華すぎるけれども、でもちゃんと生活感もあってなおかつオシャレな部屋。真似したくなるインテリアです。

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●音楽

タイのドラマのオープニング・エンディング映像は正直言ってどれもちょっとダサいなあと思うのです。ところが「Theory of Love」はオープニング・エンディング共にとても秀逸。毎回飛ばさず見てしまいます。曲、演出共にとても素敵です。

エンディングの曲はGetsunovaによるオリジナル・サウンドトラック。

ここで歌われている気持ちはサードのもの。しかしいつしかそれは恋をするすべての人の気持ちに変わっていきます。この歌がカイの心の声と重なるとき、物語はどう展開していくのか。本当にとても切ない作品です。

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でも、君のことを愛することができるだけで幸せだ

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彼にとって自分はもう重要ではない。彼の物語の中で自分は主役じゃなく、たくさんいるただのサブキャラなんだ・・。そう思いつつ、それでもそこにいる切なさ・・・

GunとOffが演じているMV。素敵&泣けるので是非見てください。


Getsunova - พระเอกจำลอง (OST.ทฤษฎีจีบเธอ Theory of love) [Official MV]

 

現在、「Theory of Love」は日本語字幕付きでGMM公式のyoutubeで観ることができます。


[Eng Sub] ทฤษฎีจีบเธอ Theory of Love | EP.1 [1/4]

 

 

SOTUS

2020年6月初旬、ネットで噂になってた「2gether」にハマった頃、友人からいそいそとDMが入りました。「次はSOTUS、いかがですか?」と。

その当時はyoutubeで観てた2getherを「なんで10数分ずつでアップされてるの?」とか「youtubeだけど違法アップロードなの?」とか本当にわけがわからないまま観ていました。

いわゆるタイ沼に入り始めた時がこんな感じ。

mioririko.hatenadiary.jpそんなわけで2getherを観終わって夢にまでサラワット出てきて、もうどうしたらいいんだろうと泣きながらも、次に見始めたのが「SOTUS」。

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「SOTUS」

出演 

アーティット  Perawat Sangpotirat (Krist)

コングポップ  Prachaya Ruangroj (Singto)

エム      Thitipoom Techaapaikhun (New) 

メイ      Neen Suwanamas

プレーム    Chanagun Arpornsutinan (Gunsmile)

ブライト    Jumpol Adulkittiporn (Off) 

製作      GMMTV

放映      One31 LINETV

放送期間    2016年8月~2017年1月 全15話(+1話 スペシャルエピソード)

 

あらすじ

大学工学部に入学したばかりのコングポップら新一年生たち。それぞれの名札を渡され、講堂に集められ、そこで先輩たちからの入学歓迎会が行われるかと思いきや、眉間に皺を寄せた強面の先輩たちがズラリ。工学部学生のシンボルであり栄誉の証。それをてにするためにはSOTUSという制度を受けねばならないと言う。ミーティングは遅刻厳禁、先輩には絶対服従。SOTUSとは一体どんな制度なのか? SOTUSリーダーのアーティット先輩による理不尽とも思える命令。その姿勢に疑問を持ちつつアーティット先輩を理解しようとして近付いていく優等生コングポップ。SOTUSの目的と彼ら工学部学生たちの青春と恋の物語。

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感想

半分以上見終わった時、勧めてくれた友人に「くすんくすん。SOTUS、いつエロくなるのお~~。アーティット先輩のツンばかりで心折れそうよう~~!」とDM送りましたよ。体育会系のノリやしごきがすごく苦手な私はどうしても「SOTUS」は乗り切れないまま回が進んでいきました。Shingto演じるコングポップはかわいいのですが、どうしてもアーティット先輩のビジュアルが・・・。ところがアーティット先輩、前髪が降りちゃうと実に可愛いんですよ。さらに色が白くて細マッチョ。そして前半はあんなにブイブイ言わしてたアーティット先輩がいきなり可愛い表情見せてくるから、どうぞそれまで待ってて!!

私は人にSOTUS勧める時は、まず美麗なKristの写真や映像をかき集めて「アーティット先輩、こんなですから!」と言ってお勧めしてます。

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「SOTUS」 おすすめポイント

●「SOTUS」の強みは、amazon primeやFOD、rakutenTVなどで観られるほか、GMMTV公式のyoutubeで日本語字幕付きで観られることです。

タイBL、流行ってるらしいけれどちょっと見てみようかな方にはおすすめです。

●タイのドラマでよく出てくる「大学の工学部」設定がこのドラマでなんとなく理解できること。他の作品にもよく工学部のジャケットや独特の新入生歓迎会の様子が出てきますが、これさえ見ておけば「ああ、あれね」と納得すること間違いなし。

 

SOTUSを観たあとは是非、続編「SOTUS S」と「Our Skyy」を!

「SOTUS S」ではアーティット先輩は社会人1年生として会社で働いている。コングポップは3年生になり、SOTUSのリーダーとなり新入生を導きながら、後半はアーティットの働く会社にインターンシップで入ります。大学モノが多いタイBLドラマですが、ここで描かれる「会社」、そして働くことで知る社会の姿がどこか古く、懐かしく、そしてとても愛情と希望に満ちています。正直、日本のドラマでこんな風に会社を描くことはちょっとありえない。いや、あったら嘘くさい。なんだろう、それがタイのドラマとして見ると心の中にある「これが現実でしょ」という枠がちょっと外れる気がします。そしてこんなふうに殆どのみんなが善人なんてこと、ないのだけれども、社会がこうだったらいいなって思えたらいいなって思うのです。テレビの向こうにいる若者たちにそんなふうに希望を与えてくれる作品だと思います。

そして「Our Skyy」は社会人となったアーティットとコングポップふたりの愛と成長の物語です。

 

とりあえず、まずは「SOTUS」を!


[Eng Sub] SOTUS The Series พี่ว้ากตัวร้ายกับนายปีหนึ่ง | EP.1 [1/4]

 

 

 

Saintくんと「Why R U?」

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※Saintくんのinstagramより。「Why R U」から。

Saintくん。Suppapong Udomkaewkanjana.

1998年生まれ。

2018年の「Love by Chance」のメインCP、Peteくんでデビュー。

大学の国際学部に通うお金持ちの家のおっとりした男子、という役柄がとても似合っていました。工学部のAeくんと付き合いだしてからもどこか「姫」感漂うPeteくん。でもデビュー作ながら濡れ場がびっくりするぐらい色っぽかった。「受」設定だけど、誘い方がヤバい。

そして「Why R U」ではSaintくんの魅力が炸裂。この作品でも基本は画像の通り、優しげで可愛い男の子。家庭の借金問題で苦労をしている工学部の大学生、Tutor役。Tutorは、出会い頭からやけに絡んでくるためいがみあうことになる先輩Fighterとその後付き合うことになる。傲慢な雰囲気のFighterだが、彼は自分がゲイであることを認めたくなくてどこか腰が引けている。反対に可愛い顔をした性格も可愛いTutorだけれど、セックスの時に豹変する。それを演じるSaintくんの官能表現のとにかくうまいことといったら。吸う息がまるで目に見えるよう。周囲の空気と、Tutorのカラダや心がスーッと変化していくのが見えるようなのだ。目の動きやほんの少しの手の表情に役者としてのセンスを感じる。「TharnType」でのMewのセクシーさはある程度年齢を重ねた大人の色気を感じるけれども、まだ役者経験の浅いSaintくんが恋とセックスを知ったばかりの男の子を、すごい余裕をもって熱演。ほんと凄い。目が離せない俳優です。

 

「Why R U」は後半部分がコロナのために撮影が滞ったのか、全部が予定通りの作品にならなかったのではないかと思われます。ただ脚本は、BL小説に対するメタ構造をもった作品になっているところが面白いです。そして、多くのタイBLドラマでは親子関係が良好なことが多いけれど、この作品ではゲイである息子とその父親がシビアに描かれています。後半は涙なしでは観られない作品です。また、多くのタイBLではあまり描かれないセックスシーンについてですが、人を好きになることとその人に触れたいと思うこと、キスしたい・セックスしたいと思うこと、それらについて俳優・演出共々しっかり向き合って描いているところも好感が持てます。前述した、TutorとFighterのセックスシーンは音楽もとても美しく、他の作品にはない官能的なシーンです。この作品、全体としては正直、登場人物が多すぎて雑然とした部分はあるけれども、それでも心からおすすめです!

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 番組公式のスペシャル映像が素晴らしかったのでアップします。

プロデューサー、監督、演技指導者、そして俳優がいかに取り組んだかというインタビューで構成されています。やはりSaintくんが唯一、演技経験が他のキャストよりも豊富なぐらいでほとんどが新人だとか(意外とそうは見えないけど)。そのために撮影前に40回にもわたるワークショップを行ったそうです。そしてひとりひとりは最初はそうでなくても、それぞれのカップルとしてシーンを重ねていくうちにどんどんとうまくなっていったそうです(すごくわかる!)


(ENG SUB) WHY R U The Series Special EP : เตรียมพร้อมก่อนโดนตก PART 1/4

 

それからこの作品のサウンドトラック、特にインストゥルメンタルのほうの曲がすごく好きなんですけど、音楽担当がタイドラマの英語版のwikiを見ても載ってないんですよね。エンディングクレジットもタイ語で読めず・・・。「TharnType」も「Why R U?」も音楽担当が誰なのか知りたいのですが、どなたかご存じの方は教えてくださいー。

「Why R U?」はOP曲などどこかK-POPっぽいところも良いですね。この曲、大好き! キャストが踊ってるこのMV、ドラマ観てないとどうってことないかもですが、ドラマ全部観終わってからだと多幸感で何度見ても泣きそうになる!


นี่คือรักใช่ไหม ( WHY R U ? ) - แก้ว x โทโมะ【OFFICIAL MV】| WHY R U The Series

Mewのことが知りたい!

「どうしてなんだろう」

「知りたい」

そう思うとき、恋は始まっている。

6月にハマって日が浅いからとにかくいろんなドラマを観ているのだけれど、「TharnType」を観て、主演のMewについて、とても知りたいと思って、いろんなインタビューやメイキングを探しては観ている。

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  ※TharnType  Mewinstagramより

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Suppasit Jongcheveevat(スパシット・ジョンチーウィワット)、愛称 Mew

1991年 タイ ノンタブリー県生まれ

身長 182cm

タイで5大エリート大学のカセサート大学を卒業後、タイでは最古で最高の名門国立大学チュラロンコーン大学で工業工学の修士号を取り、現在は産業工学の博士号取得中(2020年現在・MEW SPPASIT公式Webより)

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タイは「超」がつくほどの学歴社会とのことです。学歴がないと良い仕事に就けないそうで、さらに日本以上に大学間格差も大きいとのこと。タイの俳優は高学歴の人が多いのですが、タイの芸能社会を考える上で、彼らの学歴や家庭事情などは大きく影響しているのでしょうか。日本ですと俳優や歌手の学歴はさほど云々されません。早くから芸能活動に入る人ほど、学業はおろそかになりそうです。しかしタイの場合は、ある程度の裕福さがないと勉強に専念する機会と、そして俳優としての美貌を含めたスキルを磨く機会がないのでは・・・などと想像するのですが、いかがでしょうか。

  

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Mewinstagramより Mewの特徴的なやわらかな笑顔

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MewがGulfの肩を抱いたりする姿がすごく好き。イベントやファンミーティングという場でないところで。

タイでBLドラマを作るとき、出演者はみんなでワークショップにかなりの時間をかけるらしい。想像なのだけどワークショップでは、作中カップルは抱き合ったりキスしたりするときにストレスがないよう、とにかく普段から近い距離でいるようにと制作側から求められているのではないかしら。どの作品のワークショップの画像を観ても、KristとShingtoが、OffとGunが、TayとNewが、みんな本当に子犬のようにくっついている。最初はお互いにストレスを感じずにいられるために。それが普段からくっついていることでお互いの俳優としての緊張を解きほぐし、安心しあえる相手になっているのかなと思う。

MewとGulfはそれとは少し違ってて、お互いがとても支えあっている。特にMewがGulfを支えているように見える。

TharnType EP11の「behind the scene」という動画を観ていると、クライマックス近くのMewの渾身の演技を、離れたところでGulfが見守っている。Gulfの登場するシーンではないのに。Mewの演技を観ながらGulfが泣いている。そしてMewが演技を終えてカットがかかるとGulfがMewのところに寄り、Mewにハグをしている。そこではTypeに別れを告げられたTharnが実家に戻り悲嘆にくれるシーンだが、その演技をするMewをケアするかのようにGulfは抱きしめているのだ。ここまで演技に入り込むし、そしてそのお互いを支えあっている。そういう彼らに、そしてそんな風にしてドラマを作っているタイBLドラマシーンに、私は今すごく傾倒している。

 

2020年8月からrakutenTVで配信が始まるTharnType。

観たあとは是非、youtubeで「behind the scene」「Reaction」などで検索して、彼らのドラマメイキングやインタビューなどいろいろ観てほしいです。

 

※2020年8月1日にリリースされたMew SuppasitのMV「Season of Love
[MV] Mew Suppasit - Season of You (ทุกฤดู)