おでかけの日は晴れ

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SaintsupTV EP4(2021/6/12)

私は『Love By Chance』で初ドラマであり初主演でPeteを演じるSaintくんの芝居の巧さを観て、すぐさまwikiなどで彼のことを調べました。彼が高校や大学で演技を学んでいる様子はありません。学生の頃はたくさんのボランティアに参加し、「社会貢献に優秀な若者に与える賞を受賞した」ということぐらいしか載っていません。どうやって彼が俳優になったのかがとても知りたかったのです。

実は私は彼の演技論などについて、彼自身の言葉でそれを表したものと、それから彼の演技に対するきちんとした批評があれば読んでみたいと思っています。

これはSaintくんのYoutubeチャンネルで彼の企業についての信念を語ったものです。

私が興味のある彼の俳優以前のことが話されているため、Youtubeの英訳を訳してみました。基本的にこれは私自身の覚書のようなもので誤訳もかなり多いかと思います。間違いがあればぜひお知らせください。

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SaintsupTV EP4 2021年6月12日投稿

今日は質問に答えましょう。たくさん聞かれていることで過去に何をしたか。

僕が行ったビジネスについて。

すべては若い時から今に至るまでの僕の経験です。

【いつ、ビジネスを始めようと考えたか?】

小学校1年か2年の時。そのときはビジネスなんて知らなかったけどなにか物を売りたいと思っていた。自分でお金を儲けたかった。でも父母から貰いたくはなかった。小学校の時、一日のお小遣いは15バーツ(現在のレートで53円ぐらい)。食べ物やお菓子やそのほかで一瞬でなくなるでしょう。もっとなにかを買うには何ができるか。お金を稼がなくちゃいけない。子供だったのでビタミンCを売ることから始めた。若いころみんなビタミンCの小さな錠剤を摂ることが好きだった。僕の親戚は医者で袋入りビタミンCの錠剤を僕にくれた。それで僕は1錠1バーツで友達に売ったんだ。

次はシール。小学3年か4年の頃。ハート型とかのシールがそのとき人気だった。(スタッフ:バレンタインデーなんかに多くの生徒が使うよね。)はい、それです。僕の家族は自動車関係の仕事をしています。そこでカーアクセサリーとステッカーを扱ってました。それで僕は最初、そこから買うことを始めました。例えばシールの付いたシートが100枚入り1束。それを10バーツで買いました。1枚のシートに20~30のハート型シール。そのハートのシール1枚を1バーツで売りました。

【警告】

教師たちはいつも、学士号を持っていなければお金持ちになれないと言いました。僕は幼いころからそれには賛同しなかった。僕は学士号を持っていません。でも僕の友人よりお金を稼いでいます。

正直言って、大学を終える必要はないと思っています。それでもあなたはお金を稼ぐことはできる。有益な機会を見つけるコツを持っているなら。それがなにかわからないとしても。でも僕は何かを売ることをいつも楽しんでいます。「金持ち父さん貧乏父さん」で読んだことを覚えています。もしあなたがビジネスを始めたいならもうそこに入っている。

【興味を持っていることから始めよう】

僕にとっては、僕の好きなものはスニーカーでした。それが僕の初めてのオンラインビジネスでした。当時は無料ドメインが提供され、そこに登録し、そこで物を自由に売ることが出来ました。何か物が欲しければインターネットでただ検索するだけです。僕たちはプラットフォームのようなものを持っていなかった。僕はスニーカーが好きだったから、それで好きなことから始めた。ナイキ、エアジョーダンなど。僕はバスケットボールをやっていたのでバスケシューズを売った。僕はネットで見つけては安い値段で売った。例えば店で40000バーツで売ってるものをざっと25000バーツで見つけ、それでウェブサイトで取引した。スニーカーの販売を辞めた理由はきちんとしたサイズのあるスニーカーの在庫を確保しないといけなかったからです。そのとき、僕はちょうどバンコクに勉強のために引っ越す予定でした。

僕は初めてシステムを持ったビジネスをしました。僕はいいものを探すのがうまく、もうひとりの友達はWebに精通した友達がいて、そして顧客とうまく交渉する友達がいた。僕はアイデアを出す人間でやるべきことや人の割り当てなど、システムの裏側を計画した。それ以来、僕はずっとビジネスをしています。

【エンターテイメント業界に入った後、ビジネスの機会はあったのか】

俳優として働きだした頃は僕は大学生でした。タイの学生のユニフォーム、僕はそれを売りました。僕の学友たちはそれに興味がありました。それで彼らにいい値段で提供しました。

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「Love by Chance」は僕が2年の時で僕の最初のTVシリーズです。その時も僕はまだ制服を売ってました。僕は自分を仲介人のように思っています。僕は長くは続けられません。それは進行中の仕事ではない。1つのプロジェクトが終わり、それで終わる。そんな感じです。エンタメ業界に入るまでは。

僕は共に経済学を学んだ友人と話します。一緒にビジネスを始めたいと。当時、俳優として演技の仕方を学び、それにとても集中しました。卒業後、それについてさらに真剣に考えています。それで自分の会社を立ち上げました。それがモデル事務所 IDOL FACTORYです。僕たちは楽しいことや幸福、愛をこめ、自分の好きなことから始めました。僕はとても幸運なことにたくさんのことをする機会を与えられてました。多くの人のサポートにとても感謝しています。いつか他の人の夢を共有し、そしてそれを他の人に機会を与える人になりたいと思っていました。

 

【起業の経験】

僕はタイと海外のドラマやエンタメ系制作会社を分析しました。男優や女優をプロデュースするだけの会社は出来ない。ドラマ制作も活用すべきです。僕はドラマ「Secret Crush On You」をプロデュースしました。

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それは試作段階で、まもなく撮影段階に入ります。そしてそれはビジネスに反映します。僕たちは経済共同体について学ぶ機会が持てます。僕はこれまで10以上の多くのボランティアキャンプに参加しました。そこではどうやって彼らの共同体を助けることができるのか。彼らの共同体のいいところを宣伝することはできます。独自のシステムを開発し運営するシステムを彼ら自身で推進するというビジネスの方法を。

 

【経済共同体の宣伝】

僕は夢があります。経済発展途上の国であるタイの人々に機会を得て欲しい。タイ製品の高品質なものを使い、それを宣伝すること。それで僕の最初のプロジェクトが始まりました。初めての商品は「Surn-Suk」です。様々なフレーバーのポップコーンです。タイ北部に協力してもらい、パッケージにかご細工を使用しました。その収益はすべてチェンマイに寄付されます。そしてタイのカレーペーストも作りました。その他、自分の作品のBOXセットなど。

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実際、僕は様々な経験も積み、そして何度も大きなお金も失いました。それでも失敗と成功を繰り返し、やりたいことを初めてみることが大切です。

(後半はかなりざっくり省略しました)

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感想

Saintくんの卒業のことがずっと気になってました。卒業式を派手に行う俳優さんが何人もいるじゃないですか。大学付近に飾られる祝辞が書かれた大きなポスター。ドラマ共演者が持ってきた大きなお花。式典用の美しい制服姿がニュースを飾ります。ところがSaintくん、いつ卒業したの?って思ってました。ある時に大学の礼服を着てインスタに友人と共に映っているイメージフォトのような写真は、卒業の華やかさとは違い、革命、叛乱、そんな言葉を思わせるものでした。いつまでも彼の美しい卒業写真がインスタを飾ることがなく、時間が過ぎていきました。

この動画で彼は「学士号を持っていない」と言っています。ということは彼は大学を正式に卒業していない、つまり中退ということでしょうか。別にいいんですけど、多くのタイの俳優が俳優業を続けながらも高い偏差値の大学に通い、学歴を身に着けるのとSaintくんの考え方は明らかに違っています。

 

それにしても・・『Love By Chance』の時の写真が出ましたが、Peteを演じているせいですがなんて可憐な顔なの・・・。しかし現在のこの動画のSaintくんの顔はすっかり商売人の顔ですね。そしてそれが彼の本質であり、だからこそ『Love By Chance』で俳優として好スタートを切れたのでしょう。商売人である彼は、しっかりと自分の「商品=俳優」としての素質を見極め、いかにそれがいい商品になりえるかを真剣に考えたのではないか・・・などと思いました。

 元の動画はここです。

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